純粋・聡明・優

今日は、夜に入ってから、2時間ほどで、ホール・ケイン『永遠の都』、ダンテ『神曲』、ゲーテファウスト』で読んでおきたいところ、一通り読んでおりました。これまでに、この3冊は、一応一通り読みました。
キッカケは、他板で、脱線したら引き戻してくれる人、蘭室の友といった言葉が飛び交っていたため、それにピッタリ合う古典として、読むことにしました。


まず、今回読んだ作品のヒロインに共通する特徴について、書いて参ります。


1:心が極めて素直であり、純粋であること。
2:邪悪を見破る聡明さ。
3:どこまでも相手を祈り抜く優しさ。


こうしたことを書くことは、非常に抵抗があります。それは、敬愛する方を傷つけた、自責の念・罪悪感・自己嫌悪にほかなりません。以来、恐怖症と今も向き合い生きているからです。更に拍車をかけていることが、この世界で存在している愛とは、すべて条件つきであり、無償の愛は存在しないと考えているからです。おそらく、違うものの、こうしてシニシズムと日夜向き合っている者です。


この傷さえも乗り越えて、更なる高みへ。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
スカウター : 信心の王者たれ!