佐村河内守出演NHK観そびれてしまう

前日睡眠時間3時間および、昼間寝つけなかったため、夜10時のNHKは、すべて見ることなく終えてしまいました。
正直、orzという気持です。
さて、私が、所謂退廃音楽系を調べていてよく見るようになったブログでも告知が出ていました。
奇跡の作曲家「佐村河内守」 NHK放送必見 さまよえるクラヲタ人
このブログのタイトルは、オペラ好き、ドイツ・クラシック好きの方はわかると思いますが、ヴァーグネルのオペラ「さまよえるオランダ人」をもじったものです。ここでは、シュレーカー、ツェムリンスキー、コルンゴルトもよく取り上げられています。オペラも取り上げた作品はストーリーや劇中名曲は丁寧に書かれているので、参考にしています。

さて、コメントを見ると、感想が飛び交い始めています。このブログ主は、ほんの少し出演されていた模様。

このコメントを見る限り、フォロワーである作曲家のS氏のコメントが酷かったとのコメントがありました。
この作曲家は、コンクールで推した一人であり、私が中2の頃に読んだ、出版は1992-3年だろうか、「知ったかぶり音楽論」で、知より情に訴えかける、日本の人口の1割上の人に支持される曲を書きたいと述べていました。グレツキが、イギリスで大ブレイクしたことも援用したと記憶します。執筆当時、エルガー・ブームになりかけていたようで、ディーリアスがイギリス系では好きであり、ブリテンはあまり好みではないと述べていたと記憶します。この辺りのブームは、一切無頓着なので、これ以上は触れません。
さて私は、音楽におけるユーゲント・シュティール様式(不協和音の解放・無調以前の新ウィーン楽派を含む)が無類の大好きな人間なので、共感するものの、常に書いている通り、知より情に訴えかける音楽には、否定的です。なぜなら不協和音の解放以降の斬新な音響は、ホラーシーンのBGMに生きていて、そのすべてを否定はしないし、有用なものは、どんどん反映されるべきと考えているからです。その情とて、徹底した形式美があることで生きると考えているからです。とすると、作品の評価・尺度が一方に極端に傾いている様が想像できてしまうのです。
佐村河内守で検索すると、当blogが、10件以内で出てくることを先ほど確認。一見のコメントが多いのも納得がいきます。新しい記事が、すぐに検索されやすいのは、はてなの影響が良かれ悪しかれ非常に強いことも確認しています。

ここで、このブログをたまたま見た方で、NHKの番組を見ていた方へのお願いとして。
感想をお聞きしたいと思います。
そして、時間の限り、意見交換をしていきたいと思います。

先日書いた後も、更に聴き込んでiQ世界一の作曲家である理由を考えてみました。
脳波誘導音楽に近い、ヴァイブレーションが聴こえることもそうなのですが、音列音楽・音群音楽・推計音楽のようなともするとシステマティックかつ無機的な手法でコンピュータに任せた方が早く作れる作曲、かつ小規模・短時間の場合、iQ MAX=∞の方式でテストしていくと高スコアがでないのだと考えています。そして、対位法的労作よりも、動機労作の方が点数が高いこと。大規模かつ演奏時間が長く、メロディも霊感溢れるものだからではないでしょうか。形式美で見ても、レーガーやコルンゴルトに勝るとも劣らないことは音楽を聴いても感じています。故に氏は、モーツァルトベートーヴェン、iQスコアは不明ながらブルックナーと言ったシンフォニストよりも高いiQを有していると断定されるに至ったのでしょう。というよりもそう考えなければ、作曲家史上最大のiQと言われる説明ができない気がしてなりません。