今日も鬼武者で

3.31NHKスペシャルオンエア後、再びチャート上昇中。1週間2.2万枚を売り上げ、前週175位から、4/15付週間ランキングで前週175位から2位に急浮上した。
本作のTOP10入りは昨年12/3付で9位を記録して以来4ヶ月ぶりで、発売から1年9ヶ月にして週間売上・順位ともに最高記録となった。

前週100位圏外からのアルバムTOP3入りは異例で、2007年5月にZARDのボーカル・坂井泉水さん(享年40)の急逝により、2007年6/11付でZARD『Golden Best 〜15th Anniversary〜』(2006年10月発売)が前週300位圏外から3位に急上昇して以来5年10ヶ月ぶり。男性アーティストのクラシックアルバムTOP3入りは、ピアニスト・辻井伸行の『debut』(2007年10月発売)が2009年6/29付で2位を記録して以来3年10ヶ月ぶりとなったとのニュースが、報じられた。またCD12万枚越え,i-Tune1位の報を耳にした。
注目されることは、いいことだ。
数々の栄冠から何らかの形で記録に残る作曲家だと、今は確信して言える。

前回取り上げた鬼武者を聴いて、似たビート感の曲があったようなと言うことで、久しぶりにこの曲を聴いた。


1995年にリリース。ラストバトルの中盤を彩る曲。ポリリズムの嵐だと思う。音色は、作品を反映して、インドネシアやハワイ風にも思えてくる。ワンコードかもしれないけれど、これポリハーモニーになっていると思う。その影響ですべてのパートが浮き出て聴こえてくる。戦闘曲らしく、緊迫感を煽るのだけど、どこか聴き心地が良い。こうして聴くとビートは違うな。

こちらの方が、フレーズの繰り返しがあるけれど無調的。反復ありだけど調性がないところは、松平頼暁のRevolutionに似ているように思う。また、8/9拍子なので普通にポリリズム


FF10のラストバトルと比べても、音源性能を使い切れていない気がする。バイオハザードと比べれば遥かに上。音源も、2倍性能増しの結果でもある。曲の構成はいうまでもなく最高。映像シンクロ率は、高いと思う。


この曲はリアルタイムでヘビーローテションしていた。
攻略本で、制作エピソードが綴られていたと記憶する。
ショパン以降のポーランド人作曲家がモティーフとなったまでは覚えているのだが、肝心の作曲家を忘れてしまった。これはこれでPS2期の名曲だと思う。


PS2の打ち込み音源の性能の使い切りでは、今回挙げた曲では最高だと思う。ベベル地下100階のフィナーレを飾るライフ、ダメージ、素早さが異常に高いトレマ戦BGM。シンクロ率は、結構高いと思う。