爽やかな朝

帰宅時のサイクリングに、久しぶりに聴いた。


このアルバムで国内向けに聴けたのはこれだけ。本当は、このアルバムからは、Active Heart,24,Call your nameとかも聴いていた。富士山が見えるほど空は澄んではいないし、南西方向は、曇っていそうだけど。


2010.5.12にリリースされたこのシングルは、店の有線で流れていてその存在を知った。実は、仕事廃人時代にも、清水翔太「桜」とか、印象に残った歌や、曲名が解らない洋楽、レディー・ガガ、もともと好きだったPerfumeとかは、押えていた。
このアーティストこと、moummoonは、この歌でファンになった。CD1枚もないけれど。個人的には、avexのアーティストでは1番の推しである。
ふんわりボイス、シンプルだけどちゃっかり耽美なピアノが純粋に心地いい。2分44秒のアコギのアルペジオを聴いていると、よくあるコードの気がする。大逆進行に似ていて違う印象。音源のマスタリングもよさげ。宅録環境で、後にS.E.Electronic社の卵型SP(-3dB表記で40Hz-20kHz)の良品で、音質チェックをしているとはいえ、J-POPの中では音質はいいなという印象

今、店でかかっている有線だと、バラードで、多分オーボエだと思う。フレーズが、モーツァルトのピアノと木管のための五重奏曲 第2楽章のある箇所と調とメロディが一致する曲とか。


3分50秒から5-6秒流れるフレーズであっているだろうか。

スーパーに行くと以外にも、打ち込みだけど、モーツァルト ハープとフルートのための協奏曲のような曲想が聴こえてきたり。
大科学者の甥である音楽学者のアインシュタインは、今の音楽の枠組みが根本的に変わらない限り、モーツァルトの音楽は不滅であるという主旨のことを述べているが、その時ほど感じたことはない。また、このピアノとオーボエクラリネットファゴット、ホルンのための五重奏曲のようなフレーズが、知ってか知らずか聴こえてくるとよりそう思う。そう形を変えて西洋クラシックは生きているのだと。もちろん、ポップスは西洋クラシックの理論から生まれていることは教養として知っているし、和音を知り聴いて行けばいくほど実感もわいてくる。以外と言うべきか、この時ほど思い知らされたことはなかったと思う。

さて、話を戻して、mounmoon繋がりで、今日は、こんな歌が似合うなと思った。

シンセ・アレンジが、初期ELTにかなり近接しているのだけど。

きょうは、こんな曲が実に似合う一日だ。