十四誹謗
私が創価仏法研鑚掲示板に書いたものをベースに、修正したものを掲示致しします。
教学の基礎 仏法理解のためにP324-325より
松野殿御返事*1にて、法華経譬喩品第三に基づくもの
01:驕慢=おごりたかぶって正法をあなどること。
02:懈怠=仏道修行を怠ること。
03:計我=我見と同義。誤った考えに執着すること。
04:浅識=自己の浅薄な知識に執着して正法を求めようとしないこと。
05:著欲=欲望に執着して正法を求めないこと。
06:不解=正法の教義を理解しないこと。
07:不信=正法を信じないこと。
08:ひんしゅく=顔をしかめて正法を非難すること。
09:疑惑=正法を疑い惑うこと。
10:誹謗=正法を謗り、悪口をいうこと。
11:軽善=正法を信受している人を軽蔑すること。
12:憎善=正法を信授している人を憎むこと。
13:嫉善=正法を信授している人を妬むこと。
14:恨善=正法を信受している人を恨むこと。
もととなっている、松野殿御返事*2を引いて見ます。
松野殿御返事
「悪の因に十四あり、一に慢、二に懈怠、三に計我、四に浅識、五に著欲、六に不解、七に不信、八に顰蹙、九に疑惑、十に誹謗、十一に軽善、十二に憎善、十三に嫉善、十四に恨善なり。此の十四誹謗は在家出家に至るべし」
また、日蓮大聖人様は、念仏無間地獄抄*3で、このように仰っております。
念仏無間地獄抄
「譬喩品の十四誹謗も不信を以って体と為せり」
また、これを読んで気づかれた方もいると思いますが、根拠もなく指摘した人を非難罵倒ないし妬んだり、誤った考えに執着する事も、該当することに気をつけたいと思います。
この事に注意して、行動・発言をして参りたいと思います。
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