モーツァルトのレクイエムを今夜は聴いた。カール・ベーム指揮ウィーンフィルを周りで持っている方がいるため、聴いたことがあるものの重々しい不協和音が中々好きになれずにいた。トン・コープマン指揮で聴いて、その清瞭な響きに圧倒された。ノン・ヴィブラードの合唱に圧倒。各パートが引き立つのは、アルトがカウンターテナー故かも知れない。ソプラノも同じくしたらどうなるのか興味がふくらむ。指揮者で有名な宇野攻芳氏と似たようなコメントになってしまったものの、私も同意見。珍しく同じ意見。ブル8などでは全く正反対なために驚く。同じ悪いアレンジが指摘されるジェスマイヤー編曲ながらこういった結果になることに驚きを覚えた。ランドン編曲のショルティ指揮ウィーンフィルを聴いたものの、一部その編曲から快速になっている点については、これはこれでよいと感じた。しかし、どうもモダンのオーケストラ、ヴィブラードのかかった合唱とは、相性が悪いらしい。エンヤのウオーターマークをようやく借りられた。オリノコ・フロウが入っているセカンドアルバム(日本では事実上最初のアルバム)と言えばわかりやすいでしょうか。シンセサイザーのきらびやかな音色、躍動感溢れるリズム、そしてとても美しいコーラスワーク。前回借りた4-5年前のアルバムよりこちらの方が良作ではないだろうか。
最後に、真面目な話しを。
師弟不二の実践が無ければ、「法」が有ったとしても真の価値は創造されることはない、学会組織を離れてしまえば、我儘な生命が顕現するだけで、師弟不二に生きる生命は冥伏し、信心の血脈は途絶することだけは、忘れずに、日々を生き抜いて参りたい。