ゲーテと仏法

今月、参加できなかった本部幹部会衛星中継でのスピーチから

本来、仏法は普遍の英知を説いている。ゲーテに学ぶことが、最も価値ある人間の道に通じているのです。


【2009.12.16 新時代第35回本部幹部会より (聖教新聞社)、以下同】

普遍の英知とその振る舞いを、失笑外学びゆく中に、英知と行動が磨かれゆく。

1番貧しい中で、1番大変な中で、1番陰で戦った人こそが、本当に偉大な人間になるのです。

1番苦しい思いを乗り越えた人こそが、乗り越えた時に、最も幸福な人になることに通ず。

この後、ゲーテの言葉の引用多し

「人間よ 気高くあれ」
「進んで人を助け善であれ!」
「正しいことを つねに倦むことを知らずおこなえ」

雄々しく、汚れることなく気高さを忘れずに生きる。気高さを忘れていたことに気づかされる。
その後の、2遍は、まったくできていない。できるようになるために、急坂を駆けぬかねば。

「感謝の念をもって生きるとき、はじめて生命は意義深いものになる」
(中略)
人間の道に背く恩知らずを許してはならない―それがゲーテの心でありました。

いつも感謝し、恩知らずにならないこと。人は、とこかう苦しいときほど忘れやすし。忘れぬように。

"優れた師に学び、更に発展させよ"
"偉大な師匠を見つけよ。その人に学ぶことが、1番大事な事なのだ"

偉大な死に学ぶことが一番大事。更に発展させよとは、まさに青は藍より出でて藍より青しに通ずる。

ゲーテから学ぶ大事な私信を3点述べられている。

第1は、「対話」であり、「友情」であります。

深き対話と友情の拡大。

第2は、「人間革命の前進」であります。
(中略)
人間は限りなく向上できる―これこそ、仏法とゲーテが目指し行く「人間革命」の軌道にほかならない。

弛むことなく向上する中に、人間革命はあるのだ。

第3は、「永遠に勝利の大生命を開きゆくこと」であります。

負けることなく、正しい法を信じ、実践する中に、永遠勝利の因は築かれたり。

生も歓喜、死も歓喜と正しき生命観・生死感の確立に触れられ、ゲーテの言葉から2遍引かれている・
すべては根無し草からの脱却と、すべてのことに喜ぶ者が人間王者となるのだ。



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