Shostakovich Sinfonie NR.7 Leningrad

昨日は、ショスタコーヴィチ交響曲第7番レニングラードを聴いていました。オーケストレーションがおもしろいのが特徴的。個人的には、それ以外面白いところはなくて、それ以外ならシベリウスの方が勝るかな。


Shostakovich: Symphony #7 In C, Op. 60, "Leningrad" - 1. Allegretto (Extract)

第1楽章の展開部(曲の盛り上がるところ)。この楽章の1番のメインメロディーである「戦争の主題」が小太鼓のリズムにのって楽器を変えながら12回繰り返される。ラヴェルボレロに影響を受けたといわれているようですが、こっちの方が、楽器の移り変わりがいいよ。ボレロよりもメロディーが飽きないのもGOOD。ボレロの繰り返しは、オーケストレーションと強弱による変化がなければ100%飽きる。


Shostakovich - Valery Gergiev - Symphony No.7 Mvt.2 (1/2)

の6分22秒以降から映像が終わるまでは、コケティッシュで、アレンジが面白い。楽器の移り変わりでそう聴こえるのですが、なかなか妙技だと思います。


Dmitri Shostakovich Symphony 7 Adagio: A Tribute to the Red Army

7分30秒以降。


Bernstein Conducts Shostakovich Symphony No. 7 'Leningrad' (10/10)

6分30秒以降ラストまで。これはファンファーレ調のメロディーなので、ベターかな。

他の作品のメロディーが引用されたりしていてパロディに感じるところがいくつかありながら憎めない響き、かめばかむほど味わい深いオーケストレーションが秀逸な1曲です。今後取り上げていく予定のショスタコーヴィチ交響曲は2,4,5,10,14,15番、プロコフィエフ交響曲からは、1,4,5,6番。今夜は音の魔術師ファリャからバレエ「三角帽子」。ラヴェルよりもオーケストレーションがいいかもしれません。後で「恋は魔術師」も聴く予定。現在得るがー野交響曲第2番を聴いています。第1楽章、第2楽章はあまり良い印象を覚えなかったものの、第3楽章はメロディーがいい。ニールセンの交響曲第4番「不滅(正確には消し去り難いもの・滅ぼし得ぬもの)と交響曲第5番も聴く予定。



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